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誰だったのだろう、
かつてこの別府湾を蓮の花に例えた人がいたのです。その人はこの海を「かんたん湾」と名付けました。「かんたん」とは「かん」が美しい人、「たん」は華やかという意を持つ文字で、蓮の花を表します。神の目とでも言うべきか、おそらく高崎山、鶴見山などからの素晴らしい眺望がそう名付けさせたのかも知れません。その美しい名を持つ「かんたん湊」の「浜の市」は千六百年代も終わろうとする元禄の頃、三百軒もの店が並び、多くの船が集まり、人々が交流し芝居、花火などで殷賑を極めていたのです。そして三百幾星霜、まるで沢山のものを時の中に置き忘れてきてしまったかの様に今、静まっています。

誰かが起こすのを待つかのように。
大きな環境と価値観の変化が起こっています。羅針盤すら役に立たないような激変は、強い精神を持った小舟こそ乗り切ってゆくのかも知れません。今こそ挑戦する者の時代、起業しようとする者の時代の到来です。かんたん港界隈再興計画、『浜の市Up To Date』の始まりです。

私達のこの計画の基本は「成長」。

《Phase1》《Phase2》《Phase3》と成長し、賑わい溢れる現代の『浜の市』が創出するのです。これらは県市の港湾計画とも並行し人の力の成長、進化と共に周辺環境も進化、成長を遂げてゆくプロジェクトなのです。
いずれのフェイズにおいても、人のよろこびを創造し人々を惹きつける力を持つ、人間発掘、商人創造、起業家育成の人間の力を最優先に考えた計画とするものです。

起こすのは誰！
この地域を長い眠りから起こすのは誰でしょう、これはまた新しき街づくり。新しき事を起こす、挑戦するもの、起業するもの、若さ溢れる個性豊かな新商人を募集します。斬新なアイディア、個性的な商品、遊び心に満ちた楽しさいっぱいの企画を望みます。

あなたこそ、その、誰！？

《Phase1》《Phase2》《Phase3》